変身マスク(シリーズ)  
   
  地球上には、様々な種の動物(生物)がいます。過去、絶滅した生き物も、これから絶滅する生き物もいる。 そんな現在、人間は、世界中に広がり、繁栄している。人間は、絶滅危惧種ではない。絶滅しそうな動物たちは、人間に寄り添い、共に生きる道を選んではどうだろうか?彼等は、獣人化して、人間社会に溶け込む事が出来たとしたら・・・。しあわせな生活が、繁栄はあるのだろうか? 動物たちの人間化計画が、始まります。  
 
 
   
  制作 2008年〜  
 
 
  『スマトラトラのマスク』  
   
   
  スマトラトラ
インドネシア国スマトラ島の熱帯モンスーン林にのみ生息する。野生下での生息数は、300〜500頭と推測されるが、詳しくは不明。トラの毛皮やトラの製品が高額で取引される市場が存在しており、密猟が絶えない。気候変動や森林伐採等の現象も絶滅の要因となっている。
 
 
 
 
 
  『ホッキョクグマのマスク』  
   
  ホッキョクグマ
生息地は、北アメリカ北部やユーラシア大陸北部、北極圏にまで分布している。生息数は減少していて、国際自然保護連合のレッドリストに絶滅危惧種として指定されている。温暖化による流氷の減少によって獲物となるアザラシも少なくなり、ホッキョクグマにも影響が及んでいる。
 
 
 
 
 
  『オオカミのマスク』  
   
  ニホンオオカミ
過去、日本の本州、四国、九州に生息していたオオカミ。ニホンオオカミが絶滅したことにより、天敵がいなくなったイノシシ・ニホンジカ・ニホンザルなどの野生動物が大繁殖することとなり、人間の生存域にまで進出、農作物に留まらず森林や生態系にまで大きな被害を与えるようになったとされる。
 
 
 
 
 
  『パンダのマスク』  
   
  ジャイアントパンダ
中華人民共和国の高地(秦嶺山脈・岷山山脈)に生息。湖北省、湖南省では絶滅。竹林伐採や農地開発による生息地の破壊、毛皮目的の密猟、ジャコウジカ猟用などの罠により数が減少した。現在、私達が観ているほとんどのパンダは、ワシントン条約により「中国籍」のレンタルパンダとなっている。
 
 
 
 
 
  『ルリコンゴウインコのマスク』  
   
  ルリコンゴウインコ
南アメリカ大陸のパナマ南部から、ブラジル、ボリビア、パラグアイとトリニダードにいたる熱帯雨林に生息する。トリニダードでは、絶滅危惧種に指定されている。 印象的な外見や、おしゃべりの能力から、ペットとしてポピュラーである。
 
 
 
 
 
  『ネコのマスク』  
   
  アメリカンショートヘアー
アメリカを代表する猫の品種。17世紀にメイフラワー号でアメリカに上陸したネコの子孫とされる。自然淘汰で進化したので、獲物を獲る習性は今でもかなり強い。別 名「ワーキングキャット(働く猫)」とも呼ばれていた。ペットとしては、日本でも根強い人気がある。
 
 
 
 
 
  『鹿のマスク』  
   
   
  鹿
日本では、北海道から九州、全国的に広く棲息している。近年シカによる食害が、問題となっている。林内の樹木の成長や生存に大きく影響し、特定の種を減少させている。長期的に考えると、摂食を受けやすい種は、林内から絶滅してしまう可能性がある。
 
 
 
 
 
  『カエルのマスク』  
   
  シュレーゲルアオガエル
日本の固有種で、本州・四国・九州と周囲の島分布するが、対馬にはいない。本州で一番美しいカエルともいわれる。名前はオランダのライデン王立自然史博物館館長だった、ヘルマン・シュレーゲルに由来する。一部地域では開発に伴う生息地や獲物の減少により生息数は減少していると考えられている。
 
 
   
  イシカワガエル
日本の奄美大島、沖縄本島にのみ生息する。 日本で一番美しいカエルともいわれる。両生類は、環境の変化にとても弱く、開発による生息地の破壊などにより生息数は減少している。 沖縄県、鹿児島県の天然記念物に指定されている。環境省レッドリストの絶滅危惧IB類に指定されている。
 
 
 
 
  『グレビーシマウマのマスク』  
   
  グレビーシマウマ
シマウマの仲間でもっとも大きいシマウマ。シマ模様 が細かく、もっとも美しいシマウマとも呼ばれている。その為、人間に毛皮をねらわれ、一気に数が減ってしまった。皮肉なことに、その美しさがグレビーシマウマに不幸 をもたらした。現在、国際自然保護連合の保存状況評価によって、絶滅危惧種(EN)としてレッドリストに指定されているが、更なる生息数の減少も懸念されている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(c)あしざわまさひと アトリエパセリ